今の職場は、もともと現場仕事で入社したので対人関係で絡むのが苦手な自分には合った職場だったけど、仕事中に怪我をしたことがきっかけで事務職に異動して丸4年。
慢性的な人員不足もあり、どこぞの牛丼チェーンみたくワンオペの勤務時間帯が多くストレスフルな毎日を過ごしている。何もトラブルやイレギュラーが発生しないことが前提での仕事量なのにイレギュラーが発生すれば、仕事量が一気に3倍くらいに増えて気が変になりそうになる。
今の仕事はつくづく自分に合ってないなぁと思いつつ50代半ばを迎えると転職を考えるのも腰が重い。
でもストレスが積もり積もって休みの日になると、もう仕事に行きたくない気持ちが湧いてきて気が落ち込んだり頭痛、腹痛、血圧上昇、動悸など変な体調不良を自覚するようになったのが今年の正月の事。
自覚するようになってから、ネットで色々と調べていくと辿り着いた答えが「適応障害」って言葉。
心療内科の受診を生まれて初めて考えてみたけど、そもそも初対面の人と話すことが本来抵抗があるのに頭の中が整理すら出来ていない事を医師に話したところでという思いが勝って受診はしなかった。
で勝手に適応障害だったと仮定して改善策は、今の仕事を辞めること。
深く考えるのも面倒というか半ば現実逃避だったのか、会社も辞めて大阪も離れてリセットしたいって結論に至った。でも、今思うとその時のメンタル次第では少し違う思考になって自暴自棄になって自殺願望とか芽生えててもおかしくもなかったのかな。生きてても仕方ないしって少しは思ってたから。。
結局は何の確信もないのに楽天家の部分が勝って、北海道への移住を思いついた。
でも移住は思った以上にお金がかかる。
引越費用だけでも30~40万。車ごと移動で7万。新居の契約等で20万。なんだかんだ50万以上必要。しかも今年は11月に車検だし、スタッドレスタイヤなどのカー用品の冬装備も必要だし。夏期賞与もらってからだなと。。
引越費用については、大半の家財を不用品として処分し、単身者並みの荷物量に抑えて搬入までの日数を7日間ほど空けることで13万円までディスカウントに成功。
7月に移住する計画で、着々と準備をして6月に退職願を提出。移住先での仕事を決めてない事に一抹の不安はあったけどハローワークから貰える再就職手当が欲しかったので情報収集に留めて就活はしなかった。
退職願を出したけど、会社からは慰留され出来たばかりの北海道支店への異動を提示され押し切られるように応じてしまった。(退職させると上長の評価ポイントが悪くなるそうだ)
今思うと、この選択が悪手だった。
北海道の支店は、近隣拠点も頼れず孤立しており、従業員も上長以外は全て現地採用の新人ばかり。当然ながら部下を持つことになり、部下の育成を含め自身にとっては最悪の職場環境となった。
毎日、長時間の残業は当たり前で、仕事終わっても、休みの日も、電話が鳴る。気が休まることが全くなく電話の音を切ってもバイブの振動で気が変になる。せっかく北海道を楽しみたくて移住してきたのに家と会社を往復するだけの毎日。それでも最初の頃は休みの度にドライブして色々なところへ出かけて楽しんでたけど、ここ2ヶ月ほどは毎日、辞めたい。頑張ろう。の繰り返しで体調の変化も自覚して何かいよいよヤバいって気がして、ついに心療内科を受診しました。
LINEのビデオ通話でオンライン診療を受けれるので、お手軽。とりあえず問診票らしき質問に、事細かく思いの丈をしたため、いざ診察。事前に状況は説明しているので先生がリードしてくれて答える感じで診察がすすむ。15分ほど会話して、適応障害ですね。でも薬は要らないかんじですね。という流れで診察終了。念のため診断書も発行してもらって約1万円。診断書が5千円弱。再診は3,000円ほどらしい。とりあえず第三者の専門家から見ても自身は適応障害と診察されたわけで。。
まぁ客観的に俯瞰してそうなんだろうなぁとも思ったし、うつ病の手前やん!やばいやん!とも思う訳で。。。 診断書出して休職も考えたけど、休職して復帰して職場環境が変わるわけでもないのでメンタルが完全に病む前に退職という選択をとることにした。
でも、そう決めると、もう会社に行きたくもないし上長の顔も見たくないし声も聞きたくない。退職を申し出ることを考えただけで体調の悪化を自覚する。いい歳した社会人が無責任だなって我ながら情けなく思うけど、退職代行を頼もうかと思ったけど、結局は退職書類や貸与物とか引継ぎ資料とかまとめて夜中に事務所に行って、鍵も返して、6年間もお世話になった会社を突然メールだけで辞め逃げするという非常に情けない退職方法を実行してしまった。
どうであれ、ストレス源の会社を辞めるのだから快方に向かうと願いたいが、現状は情けない辞め方しか出来なかった自分がどうしようもなく無様で、何となく病状は悪化しそうな気がしてならない。
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